ダビデのコラム

イタリアの教育システム(2)

先週のコラムに続き、イタリアの教育制度についての話を書きたいと思います。
イタリアの高校は日本と違って過程です。

色々な高校のタイプがありますが、人気なのは:

●Liceo Tecnico (リチェオ・テクニコ)
技術を学ぶ学校です。この高校卒業後は、大学に行かずに働きたいという人が多い学校です。
●Liceo Scientifico (リチェオ・シェンティーフィコ)
数学とサイエンスの勉強に力を入れている学校。大学に行きたい人が多い学校です。
●Liceo Psicopedagogico (リチェオ・プシーコペダゴジコ)
教育の学校。おもに先生になりたい人が通っている学校です。

今日はLiceo Tecnico について話したいと思います。
Liceo Tecnicoの教育システムは3年+2年と考えてください。
最初の3年間は、入学者の全員が同じ勉強をします。
4年目から専門科目を選ばなければならないです。選んだ専門によってはクラスが変わります。
4年目と5年目には実際に仕事が教えられるので、勉強だけではなく色々な仕事の練習をしたり、研究をしたりします。

たとえば、Aさんはパソコン関係の仕事をしたい。Bさんは車の修理をする人になりたいとします。
AさんもBさんもLiceo Tecnicoに入って最初の3年間は、同じ勉強をします。
4年目になるとAさんはパソコン専門のクラスに入り、Bさんは機械専門のクラスに入ります。

Liceo Tecnicoを卒業してから大学に行くことも可能ですが、そのまま就職する人が多いと言われています。

次回は他の2タイプの高校の説明をしたいと思います。

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