ダビデのコラム

トリノ&ミステリー1

トリノという都市は魅惑的で、また伝説的で神秘的なものを数多く抱えた都の中の都、光と影をもった都市と言われます。
トリノは、その学説を支持しようとする人は誰もいませんが、古代エジプト人が建設した都市と断言する人もいます。確かにトリノにはカイロに次ぐ2番目に重要なエジプト博物館が存在しています。トリノのDNAの中にはナイルの地に繋がったものがあるのかもしれません...
他の都市に比べて、トリノには様々な時代に様々な目的で使用された地下道や地下洞窟が存在します。例えばグラン・マードレ・ディ・ディオ教会の背後にそびえているMonte dei Cappuccini山の地下には、宇宙物理学の研究所とされるものが存在します。
また現存する地表下空間のいくつかのものはその位置や用途は知られていますが、未だにミステリアスな存在として残っているものもあります。排水溝の遺跡に沿って発掘作業をしていた時に地下12~15メートルの深さの場所で偶然に発見されたある地下空間は、その直径が300メートルもあり、それは3メートルの厚さの壁に囲まれた正に地下都市と言えるものでしたが、そこからは星形、らせん型、三叉、三角系などの図案が彫られた謎めいた石なども一緒に発見されたのでした。
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