ダビデのコラム

BAR(バール)について(Part2)



Ciao a tutti,

今回はバールのメニューについてです。

まず、一般的なバールにはメニュー表なるものが存在しません。

しかしながら沢山の飲み物があります、そしてイタリア人はそのバールに何が有るかを

熟知していて、その時々で好きな飲み物を注文し、バリスタはそれに応じます。

朝はカップッチーノ、「熱々にして」、「ぬるめで」、お昼の後のカッフェはちょっと量を多くした「カッフェルンゴ」、逆に少なくした「カッフェリストレット」、カッフェにちょこっとミルクで染みをつけた「カッフェマッキアート」、喉が渇いていればカッフェをカクテルの様にシェーカーで急冷した「カッフェシェケラート」や生のオレンジやグレープフルーツを絞った「スプレムータ」等を楽しみます。

夕方からは食前酒などのアルコールをレストランに行く前にちょいと飲んで、夕食後にはカクテルや食後酒、勿論カッフェで一日を締めくくる事もできます。

このようにバールのメニューはそれぞれのお客さんの数だけ存在し、バリスタはお客さんの要望にそこにある物を駆使してそれぞれのオーダーに答えます。

これこそがイタリアのバールのメニューです。

勿論その地方のバールでしか飲めない独特な飲み物もあるのでイタリアを訪れた際には

是非お楽しみ下さい。


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