ダビデのコラム

空デーニャ・プロジェクト:サルデーニャ島の石炭(1)

空デーニャ・プロジェクトの続きです。
サルデーニャ島、空知地方の両方で栄えた産業、石炭についてお話したいと思います。
まずはサルデーニャ島の石炭産業の歴史からお話します。



サルデーニャ島に石炭が存在していることがわかったのは1934年です。
ピエモンテ州軍隊の将軍、アルベルト・ラ・マルモラは、Iglesias町の道を歩いている時に、黒い液体のついた石を見つけました。
15年後、サルデーニャ島の石炭産業が始まります。
ウバルド・ミッロという商人が初めて鉄道会社と蒸気船会社に石炭を販売しました。
これに続き1900年頃、弁護士のソルチネッリ・フェッルッチオは、「石炭で電気を作ろう」というプロジェクトを立ち上げ、電力会社が誕生しました。
第一次世界大戦の終結までの間、このアイディアがサルデーニャ島の人々に新しい希望を与えていました。
しかし、その後電力会社は、ダムを整備し石炭からもっと安くて便利な水を用いた水力発電にシフトしていきました。

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