試合の審判は自分で 子供たちが審判になる
- カテゴリ: ニュース(毎週金曜日更新)
- 公開日:2012年1月10日(火曜)18:30
イタリア全国
子どもから大人まで大好きなサッカーですが、今シーズンより、子供たちが自分で審判を行うという試みが始まりました。
ゴールかノーゴールか、ファールかファールではないか、判定のルールは一緒ですが、子どもが主役です。
この初めての試合は、ジェノバのバイアルドVSボリアスコ。子どもたちの判断が見事でした。
シュートの後、ゴールかどうか子どもたちが集まって、話し合い、判定をすることができました。
フィールド内は文句なし。しかしフィールド外は....。これからの問題は応援する両親です。
今は練習試合だけですが、今後この試みはトーナメントでも継続していく予定です。
「ルールは教わるだけではなく、経験を積むことによって大切さがわかる。子どもの頃からの教育が大人になってからのマナーに大きく関ってくる」と、元サッカー選手ジャンニリベーラ(イタリアサッカー協会子ども担当)が話しています。彼の夢は、サッカーに審判を必要としなくなることです。
これからのサッカーを担う子どもたち、それを支える大人。両親の未来に、彼の夢に期待したいものです。
Uccheddu Davide | ウッケッドゥ ダビデ
イタリアのボルゴマネーロ生まれ。 2007年に来日。以降、北海道在住。 イタリアと日本の交流をもっと盛んに、 そして強い絆を作りたいという想いを抱き、 2012年ジェイ・アイ・エクスチェンジ株式会社を設立。
お問い合わせはこちら