ダビデのコラム

空デーニャ・プロジェクト:サルデーニャ島の石炭(2)



こちらのコラムは「空デーニャ・プロジェクト:サルデーニャ島の石炭(1)」の続きです。

サルデーニャ島の石炭産業最盛期は第二次世界大戦の頃でした。
イタリアではファシズムの時代です。ムッソリーニという政治家がイタリアを率いていました。
軍用機械を作ることだけが目的でしたが、ムッソリーニはサルデーニャ島の石炭産業を立て直しました。
その結果、石炭産業の町が誕生しました。名前はカルボーニャ市です。(現在も存在しています。)



石炭や機械などをイタリア全土に運ぶ目的のため、カルボーニャ市に一番近い海の町、サンタンティーオコ市に新しい港を作りました。
さらにイタリアの石炭関連企業をまとめる「サルデーニャ石炭協会」を設立しました。
しかし、戦争が終わりサルデーニャの石炭産業は衰退します。逆戻りのできない不景気が始まりました。

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