空デーニャ・プロジェクト:サルデーニャ島の石炭(2)
- カテゴリ: 空デーニャ・プロジェクト
- 公開日:2014年12月05日(金曜)15:00
こちらのコラムは「空デーニャ・プロジェクト:サルデーニャ島の石炭(1)」の続きです。
サルデーニャ島の石炭産業最盛期は第二次世界大戦の頃でした。
イタリアではファシズムの時代です。ムッソリーニという政治家がイタリアを率いていました。
軍用機械を作ることだけが目的でしたが、ムッソリーニはサルデーニャ島の石炭産業を立て直しました。
その結果、石炭産業の町が誕生しました。名前はカルボーニャ市です。(現在も存在しています。)
石炭や機械などをイタリア全土に運ぶ目的のため、カルボーニャ市に一番近い海の町、サンタンティーオコ市に新しい港を作りました。
さらにイタリアの石炭関連企業をまとめる「サルデーニャ石炭協会」を設立しました。
しかし、戦争が終わりサルデーニャの石炭産業は衰退します。逆戻りのできない不景気が始まりました。
Uccheddu Davide | ウッケッドゥ ダビデ
イタリアのボルゴマネーロ生まれ。 2007年に来日。以降、北海道在住。 イタリアと日本の交流をもっと盛んに、 そして強い絆を作りたいという想いを抱き、 2012年ジェイ・アイ・エクスチェンジ株式会社を設立。
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