ダビデのコラム

Costa Concordia?―沈んだ船はイタリアのステレオタイプ

「不景気?何の不景気?レストランはいつも満席!旅行に行く人も多い!不景気?不景気はないよ!頭の中だけです」とは、ベルルスコーニ元取締役会長(前首相でもある)が言った言葉。


1月13日にイタリアのジリオ(Giglio)島沖で座礁した船の事件は、この言葉を思い出させます。


事件の日、スケッティーノ船長は乗客の救助をするより、ボートに乗って300人の乗客を見捨てることにしました。



あの時何回も自分の上司から「船に戻って」と言われても言い訳ばかりを言って、最後まで船に戻りませんでした。






スケッティーノ船長は、ベルルスコーニのようです。コンコルディア号はイタリアのようです。インターネットの世界では、船の事故とイタリアの政治を比べる人が非常に多いです。



ベルルスコーニの政治は嘘ばっかりでした。嘘がばれた時、すぐ船から逃げて(取締役会長辞めて)自分が解決するべき問題を別の人に任せ、逃げました。



日本人にはあまり知られてない皮肉ですが、ベルルスコーニの最初の仕事は船のアニメーターでした。



Berlusconi

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