Costa Concordia?―沈んだ船はイタリアのステレオタイプ
- カテゴリ: ニュース(毎週金曜日更新)
- 公開日:2012年2月24日(金曜)15:00
「不景気?何の不景気?レストランはいつも満席!旅行に行く人も多い!不景気?不景気はないよ!頭の中だけです」とは、ベルルスコーニ元取締役会長(前首相でもある)が言った言葉。
1月13日にイタリアのジリオ(Giglio)島沖で座礁した船の事件は、この言葉を思い出させます。
事件の日、スケッティーノ船長は乗客の救助をするより、ボートに乗って300人の乗客を見捨てることにしました。
あの時何回も自分の上司から「船に戻って」と言われても言い訳ばかりを言って、最後まで船に戻りませんでした。
スケッティーノ船長は、ベルルスコーニのようです。コンコルディア号はイタリアのようです。インターネットの世界では、船の事故とイタリアの政治を比べる人が非常に多いです。
ベルルスコーニの政治は嘘ばっかりでした。嘘がばれた時、すぐ船から逃げて(取締役会長辞めて)自分が解決するべき問題を別の人に任せ、逃げました。
日本人にはあまり知られてない皮肉ですが、ベルルスコーニの最初の仕事は船のアニメーターでした。
Uccheddu Davide | ウッケッドゥ ダビデ
イタリアのボルゴマネーロ生まれ。 2007年に来日。以降、北海道在住。 イタリアと日本の交流をもっと盛んに、 そして強い絆を作りたいという想いを抱き、 2012年ジェイ・アイ・エクスチェンジ株式会社を設立。
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