ダビデのコラム

イタリア語を学ぶための新しいサービス



8月1日から日本でイタリア語を「使いながら学ぶ」ための新しいサービスが始まりました。
その名はVoca Viaggio。月額990円でイタリア語が学べます。

プランが3つあります:
●Voca Viaggio Leggero: アドバイザーから、トピックにまつわる問いかけが3回(毎月)届きます。この問いかけに返信する気軽なプランです。
●Voca Viaggio Originale: 中旬(毎月)に単語テストと問いかけが届きます。テストの問題に答え、問いかけに返信するプランです。
●Voca Viaggio Avanzato: 中旬(毎月)までにライティングの課題が届きます。指定のトピックで作文(200単語程度)を書いて返信します。

イタリア語の教科書、聞き取りを上達するためのビデオ、単語のPDFが無料でダウロードできます。

イタリア語が普段、役に立たないでしょう!」と思っている人も多いと思います。しかしイタリア語はローマで生まれたラテン語からきている言葉なので、イタリア語を勉強すると、スペイン語、ポルトガル語、フランス語の理解にも大いに役立ちます。

Voca Viaggioのインターネットサイトはこちらになります

楽しみながらイタリア語を勉強しましょう。

イタリアのアニメ:La Pimpa(26)

タイトル:Pimpa e l`orsetto lavatore.




トリノ&ミステリー11

Torre Littoria(リットーリアの塔)は、イタリアにおけるモダニズム建物の象徴としてでなく、トリノの居住ビルとしては最も高い建物として知られており、カステッロ広場からすぐのジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ通り上、正にトリノの中心に位置しています。
そのそびえたつ建物は当初、1960年代にはRAI国営放送局の本部があった「12月18日広場」に建つ予定でした。しかし最終的に現在の場所になったのは、たぶんローマ通り沿いですでに開始されていた作業現場との兼ね合いと、それにもまして、すぐ近くのカステッロ広場に隣接しているサヴォイア王国時代のバロック様式の建物、つまりは王政主義の権力のシンボルに対しての密かなる反抗を示すものとして、その場所に落ち着いたのかもしれません。
建物自体は明らかに、ドイツで起こった"表現主義"に基づいたモダニズム建物のひとつの代表作となっています。
その建築が始まった当初は、革新的なテクノロジーを駆使し、最新の部品(ガラス・コンクリート、小型の硬質レンガ・リノリウム素材)を多く取り入れた、正に時代の先端技術を象徴するもので、イタリアにおいて高層ビル仕様の電気溶接製の支柱を利用して実現した建築物の"第一号"となりました。
そしてこの建物は、1800年代よりトリノの象徴で、尚且つこの都市で最も高い建物として、そして石造りの建築物としては世界で最も高いという2つの"第一号"の称号をもつ「la Mole Antonelliana(モーレ・アントネリアーナの塔)」と匹敵しうる重要な建物となったのです。

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