本で見つけられないイタリア語の表現 4
- カテゴリ: その他
- 公開日:2012年5月02日(水曜)15:00
Piove sempre sul bagnatoは日本語に翻訳すると、「すでに濡れている所に雨が降り続けます」という意味です。
意味:問題が発生すると、1つだけでは終わりません。問題が次々と発生して重なるものです。たとえその問題がたいしたことではなくても、人の心はそう感じるものです。何かで機嫌が悪い時には、他の小さな問題のことも大きく感じないでしょうか?だから「もうぬれている所に雨が降り続けます」なのです!「問題のある時、別の問題も出てくる」ということです。
歴史:イタリアの詩人、Giovanni Pascoli (ジョバンニ・パスコリ)が昔に書いたものです。
使い方:
A: Ieri sono stato licenziato..... 「昨日クビになりました」
B: Davvero? 「本当に?」
A: Si, e ho fatto un incidente.......「うん.....事故にもあった」
B: Piove sempre sul bagnato 「ついてないね~」
こんなふうに読みます。
A: イエリ ソーノ スタート リチェンツィアート.....
B: ダッベーロ?
A: スィ、 エ オ ファット プーレ ウン インチデンテ.....
B: ピオーベ センプレ スル バニャート
暗い表現ですが、色々なパターンで使えます。
Uccheddu Davide | ウッケッドゥ ダビデ
イタリアのボルゴマネーロ生まれ。 2007年に来日。以降、北海道在住。 イタリアと日本の交流をもっと盛んに、 そして強い絆を作りたいという想いを抱き、 2012年ジェイ・アイ・エクスチェンジ株式会社を設立。
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