ダビデのコラム

サンタ・マリア・ノヴェッラ香料がリニューアル

Santa Maria Novella

香水のメーカーのサンタ・マリア・ノヴェッラ香料は、オープンしてから400年を経て、このほど初めて店をリニューアルしました。

サンタ・マリア・ノヴェッラ香料が生まれたのは、フィレンツェ周辺にあった修道院の中です。それは1221年のことでした。

修道院の中に住んでいたブラザースは、小さな畑で色々なハーブを育て医療用として様々なクリームを作りました。

その後、香水も発明されて当時の貴族の間でまたたく間に流行しました。

1612年、庶民にも香水を利用してもらおうと、フィレンツェの街角にお店がオープンしました。

現在、不景気の中においても、もっと有名なブランドに負けずにサンタ・マリア・ノヴェッラ香料は頑張り続けています。

実は、この香水はイタリアより外国で注目されています。昨年は、外国での売り上げが20%も伸びたそうです。

現在のオーナー、エウゲニオは昔エンジニアでした。祖母とよく買い物に出かけていた子どもだったと振り返ります。自分がオーナーになると思ってもいませんでした。

しかし、1989年、機械を修理するためにお店に入ったところ、サンタ・マリア・ノヴェッラ香料の香水のすばらしさに感動しました。その後、1991年にエンジニアの仕事を辞めてサンタ・マリア・ノヴェッラ香料に入社しました。

「苦労して、やっとお店のリニューアルができました!あと400年続けられるといいね!」と笑いながら彼が語りました。


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