ダビデのコラム

―新しい文化が誕生? シャンパンタワー―

日本の結婚式などでは、よくシャンパンタワーを見かけますね。

同じコンセプトの商品がミア・ボッカのメニューにありました。

グラスに入ったもう1つのグラスに店員がシャンパンをそそいでいきます。上のグラスがいっぱいになり、下のグラスの中もシャンパンでいっぱいになります。

"もっきり"注ぎ(日本酒)に似ていると思いませんか?

欧州の文化と日本の文化が繋がり、融合したような商品で、とても面白く感じます。(味はもちろんのこと!)

美味しいシャンパンを"日本式で"楽しみましょう。




―パスタ党のパスタスシェとは―



「イタリア人にとって、パスタはご飯のようなものですか」と日本でよく質問されます。
これはちょっと違います。

イタリアで「ご飯」のようなものは、やはり「パン」です。魚料理や肉料理などの隣には必ずパンがあります。

しかし、面白いことに、毎日パスタばかり(1日、3回ペース)を食べるイタリア人もいます。彼らはイタリアでも結構珍しいタイプです。

こういった人のことを、ピエモンテ州の方言でPastasuscie(パスタスシェ)と言います。

パスタは日本の文化になったので、きっと日本にもいっぱい「日本人パスタスシェ」がいると思います。

Pastasuscieであるアナタ、クッチーナ、ミア・アンジェラ、ミア・ボッカの美味しいパスタをいかがですか?

―リゾットの豆知識―



Ciao、ダビデです。

9月30日のコラム(ここでリンク)で、ミア・ボッカの大きなチーズの上で仕上げられるリゾットに関してお話しました。さて、これは、イタリアのどこの習慣だと思いますか?

実はこの時、私は初めてこのリゾットの出し方を見ました。イタリアの食文化が日本の「おもてなし」と融合して素晴らしい文化が生まれたと思いました。

とても面白いと思ったので色々調べました。現在はイタリアでも同様のサービスを提供しているお店はあるようです。ただ、イタリアのどこが起源となっているかは不明です。

イタリアでこのような「おもてなし」をしているお店はまだ珍しいでしょう。

余談ですが、フリウリ州では、大きな塊のチーズを掘り出すようにして食べ、最後にかたい部分の皮が残った時、そこでリゾットを調理するという習慣は昔からあります。

ちなみに、同じことをパスタ料理でやろうとしていたレストランがイタリア国内でいくつかあったようですが、イタリアではあまり受けが良くなかったようです。

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